2018年1月28日日曜日

フロントフォークオーバーホール


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2018年1月28日(日)

 続きです。
今週は目的だったフロントフォークのオーバーホールをやります。

先ずは、トップキャップを緩めます。ブラケットから外すと力が入らないので最初に緩めます。あくまで緩めるだけです。中心のキャップボルトも軽く緩めるだけです。ここを外すとインナーダンパーが外れ、フォークが分離してとんでもないことになりますので注意です。ここで活躍したのがKNIPEXのプライヤーレンチ180mmです。サイズは1と1/2インチなのでギリギリサイズで回せます。このレンチはボルト面に密着する構造なのでボルトに傷も付かないので愛用工具にしてます。

続いて、フロントブレーキキャリーパーを外して、タイヤを外して、フェンダーも外します。フロント廻りは鉄粉やら錆の粉塵などでドロドロ状態です。ブレーキローターが鉄ローターで錆びてそのままブレーキをかけるので錆の粉塵が付着してます。ステンレスのローターならここまで酷くはないけど交換すると高いしなぁ。まあ、しばらくこのまま使うことになりそうです。

続いてフロントフォークのオーバーホール。
とても単純な構造なので簡単にバラせます。各部をチェックして問題なさそうなので新しいフォークシールとフォークオイルを入れて組み立てました。消耗品のパッキンとかOリングも交換しました。
オイルは規定では70ccなので一応、計量して入れましたが潤滑目的だけなので適当でも問題ないでしょうね。
フォークシールは今回、純正ではなく、ARIのXNBRという商品を使ってみることにします。うたい文句ではシール性が高く専用のグリスも付属してます。さあ、どの程度持つのか楽しみです。ちなみにモノタロウで買えるんです。

心配していたインナーチューブにも錆はなく安心しました。

さあ、組み付けましょう。その前に、ブレーキキャリパーも分解して掃除しました。ブレーキパッドはまだまだ余裕ありです。

今回からフロントフォークに蛇腹ブーツを付けてみます。純正のダストカバーはユルユルでダストも雨も入り放題です。蛇腹ブーツがフロントフォークの動きを邪魔するとダメですが薄く柔らかい素材なので大丈夫そうです。これSR用です。モノタロウで買えるんです。(モノタロウ。品揃え豊富で超便利)

フロントフェンダーなどもバフ研磨して鏡面仕上げに挑戦。(あぁ、やっぱ難しいです。これはテクニックがいりますなぁ。修行したいです)
ホイールも磨いて久しぶりに綺麗なフロント廻りとなりました。

ライト廻り、電装系の改造をして復旧しないといけないので、試運転できていませんがこれで、フロントフォークのオーバーホール作業は終了です。

自分でバラすと構造が理解できて、ツーリング先でイザって時もトラブル原因が掴みやすくなります。まあ、全て自己責任ですけども。



先ずは、車体に付いた状態でトップキャップを緩めます

この工具、抜群です。

ブレーキキャリパー。錆だらけです

ブレーキキャリパー。錆だらけです。

アクスルシャフト関係も錆だらけです

こんな感じで汚れるんです。

フロントフォークオーバーホールです。

フォークオイル。汚れは少ないものの錆などが混じってます。

ダンパースプリングの先端。綺麗でした。

フロントフォーク外すと何と哀れな姿です

交換したパーツ類。パッキン、オイルシールなど交換です。

フォークオイルはこれを選択。

こんな感じで目分量でOKです。(この後10ccほど足して70ccを入れました)

分解整備完了。

トップキャップも磨きましたがこれが精一杯。

フォークシールを交換。さあ、どれだけ持つのか。

ブレーキキャリパー。錆とダストだらけです。

とりあえず分解。

綺麗になりました。

蛇腹ブーツを装着です。


やっと綺麗になったフロント廻り

いつもこれくらい綺麗だといいのですが。。

アクスルシャフト関係も綺麗にしてグリスアップです。

ブレーキも綺麗になりましたよ。

アクスルシャフト綺麗になりました。

この綺麗な状態も一瞬で錆びるんでしょうね。

インナーチューブ。ライトステーの内側部も錆てなくて一安心です。





2018年1月23日火曜日

フロントサスオーバーホールのはずが。。


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2018年1月22日(月)

 ご無沙汰しております。
10月に記事を書いて以来3ヶ月ほどブログもほったらかしでした。
その間にもウロウロと四国の道を走っておりましたが、特に記事にするほどの内容でもなくという感じでした。
最近、やっと記事にできそうなネタが溜まってきたので書き留めておきましょう。

数ヶ月ほど前からフロントサスのオイル漏れが徐々に増えてきたのでオーバーホール作業の最中です。(今も作業の最中です)
マルゾッキのサスなのですが、最近のサスのようにオイルがダンパー機能を持ってるわけではなく単なるスプリングなどの潤滑剤的な要素しかないので少々漏れてても問題はないのです。でもね、なんとなく嫌でしょ。

そこで交換部品を揃えていつでも交換できるように準備しておりました。
正月明けにそろそろやりますかということでメーターを外し、ライトを外ししたところライトケース内がサビサビなのを久しぶりに見てしまいました。

そのままフロントフォークをオーバーホールすれば良いものを先ずはこのライトケースを交換しようと思い立ってしまったのが迷い道にハマっていく始まりです。

ライトケースをネットで物色。昔、ミニに乗ってた頃からルーカスのデザインが好きなのでそんな感じが目に止まり、イカしたデザインのライトケースを購入しました。そこで何を思ったかライトも交換しようと思い立ちます。またまたネットを物色してると昔のP700スリーポイント風のライトを発見。思わず購入してました。
サビたライトステーも交換です。うーん、なんだろうフロント周りがブリティシュデザインに。。。こうやって全体のバランスを崩していく典型的な例ですね。まあいいか。

このケースを使うためにはパイロットランプ関係の配線が短いので配線も入れ替えです。
配線のハンダをやり直して配線を伸ばしたのですが点灯試験をしてみると赤が点灯しない。あららハンダの熱でLEDが飛んだかも。
ネットでLED型式調べると海外製やんかー。同じものはなかなか手に入らなさそうです。そこで型式変更です。8φのミニパイロットランプを見つけて手配しようとすると評価がイマイチ。すぐ断線したとか何とか。とりあえず購入したものの、いざ取付って時になぜか配線が断線。線が細すぎんだよ!!困って買い直し。今度は9φのキタコのパイロットランプです。これは配線関係の処理も上手にされてて問題なしでした。無駄な出費が続きます。
パイロットランプも無事交換できて点灯試験もOK。ついでにメーターライトを試験すると球切れしてます。あぁ。今度はこれですが。メーター球もついでにLEDに交換しました。

ちなみに、今までついていたヘッドライトはロウソクシビエと呼ばれているものです。ロウソクの炎のようなレンズカットが特徴でニッコリ笑った感じのデザインも特徴的です。旧車にはとてもよく似合うので、とりあえず綺麗に掃除して保管しておきます。スリーポイントのデザイニが似合わなかったらさっさと元に戻す予定です。ちなみにベルギー製でした。

とりあえずここまで終了。あ、フロントサスオーバーホールはこの次にでも。。

サビサビのライトケースです。

ライトステーもサビサビです。フォークに移ってなけりゃ良いのですが。

配線が短いのでやり直しです。

ちゃんとマーキングをつけました。

配線改造終了。赤が死亡です。

ジェットイノウエってとこ 8φはこれしかなかったので購入したのですが。。。

結局キタコの9φを再購入。

ちょっと触っただけでハイこの通り。

点灯試験OKです。

配線も再度やり直し。

メータランプが振動か何かの影響で切れたので交換(左がLED)

こんなやつです。

両方交換です。明るくなりました。

結構いい感じです。

ロウソクシビエのヘッドライトユニットです。

中に汚れが目立ちます。

これも汚れ(内側です)

リフレクターの付いてる型式はもう売ってません。大事にしなきゃ。

割り箸と柔らかい布で掃除です。

掃除後。

綺麗になりました。

ここも綺麗に。

ここもいい感じです。

ベルギー製なのでした。

新しく買ったIPF製スリーポイントマルチリフレクターライトです。

ルーカスタイプの砲弾型がイカします。